《第一部》
義太夫 万才
ワークショップ
長唄 鷺娘
常磐津 山姥
《第二部》
義太夫 吉野山
長唄 俄獅子
常磐津 婦系図
ワークショップ
《第二部》では、邦楽演奏会では珍しい「香りの空間プロデュース」をとして取り入れ、曲に応じた香りをお楽しみいただきました。
さながら4D!
第一回ましろ会は、“義太夫”“常磐津”“長唄”の聞き比べを中心にお聞きいただきました。
ワークショップを2パターン上演し、1部ワークショップは3者の三味線の違いやお囃子(鼓や太鼓)の楽器のお話、2部は“耳で聴く日本の四季”と題し、三味線とお囃子で四季を感じて頂きました。
第二回ましろ会は、9月24日(祝)尼崎・ピッコロシアター大ホールにて開催いたしました。今回は“歌舞伎舞踊” をテーマに「釣女」と「独楽」を上演致しました。「釣女」の上演前に「釣女」のあらすじ説明や登場人物紹介などを行いました。そして「普段は見られない大道具のお話」として、大道具の説明や舞台転換をお客様に実際に見て頂きました。そして嵯峨美術大学の学生さんにご協力いただき、「伝統芸能」×「香り」をテーマにお客様にお渡しするプチギフトを制作してもらいました。お子様連れで来てくださった方も多く、楽しかったというお声をたくさん頂戴しました。今後も若い世代に伝統芸能を広めていきたいと思います。
日本の伝統芸能の継承と振興及び伝統芸能会における女性の活躍と技芸の向上を目的として活動している一般社団法人 関西伝統芸能女流振興会の新企画。
さまざまな伝統芸能をわかりやすく紹介する“麻の葉サロン”+「常磐津」×「現代演劇」のコラボライブの二本立てで、全6回公演を開催。
第一回
令和元年10月22日(火・祝)19時開演
会場:道頓堀 ZAZA pocket's
お話:「知っておきたい、日本の伝統芸能」
ライブ:江戸時代庶民に愛された浄瑠璃って?常磐津「将門」を聞いてみよう
いよいよべにの会が始まりました!
予想を上回るお客さまにご来場頂き、賑やかに幕を開けることが出来ました!ありがとうございます!
第1回のトークは、べにの会の開催に至った経緯や、そもそも“常磐津”とは伝統芸能・三味線音楽のどんなジャンルに属すのか…
また、芸能と社会は表裏一体であり世相を表現し時代とともに変化してきたお話などを、司会の広瀬依子氏と当会向平とエイチエムピー森田代表とのクロストークでお送り致しました。
令和元年11月13日(水)19時開演
会場:道頓堀 ZAZA pocket's
お話:「邦楽の歴史とそれぞれの個性」
ゲスト:大阪音楽大学講師 長江浩子氏
ライブ:常磐津「釣女」に現代演劇の動きが入ったら…
トークは、大阪音楽大学 講師の長江浩子先生にお越しいただき、邦楽のルーツやジャンルを歴史的観点を交えお話しいただきました。
ライブは、常磐津“釣女”を現代演劇の俳優さんに演じていただきました。ほとんど現行の常磐津の釣女がとても面白く興味深いものになりました。
令和元年12月11日(水)19時開演
会場:道頓堀 ZAZA pocket's
お話:「常磐津の“語る”世界を深堀り」
ゲスト:京都市立芸術大学教授 竹内有一氏
ライブ:常磐津『婦系図』を、現代演劇俳優と共演してみる
令和2年1月14日(火)19時開演
会場:道頓堀 ZAZA pocket's
お話:「常磐津と違うジャンルの邦楽―語り物と唄い物―」
ゲスト:鶴澤駒清氏・杵屋佐千金氏
ライブ:義太夫・長唄・常磐津の合奏と現代演劇を重ねて
令和2年2月12日(水)19時開演
会場:道頓堀 ZAZA pocket's
お話:「日本舞踊の神秘な美しさを探る」
ゲスト:花柳都弥葵氏
ライブ:常磐津の「墨ぬり女」を古典版と現代訳で
令和2年3月14日(土)19時開演
会場:道頓堀 ZAZA pocket's
お話:「常盤津と現代演劇を結んでみたら」
ライブ:お楽しみ ~まとめにかえて~
4年ぶりのましろ会を国立文楽劇場にて開催させていただきました。